このページでは日本全国の通信制大学で取得可能な資格を一覧で紹介しています。
資格一覧
通信制大学に入学するひとの多くが資格取得を目的にしています。とくに教員免許の取得を目指す方は多く、専門のコースを設置している通信制大学もあります。
ここでは、全国の通信制大学で取得可能な資格を一覧でまとめました。それぞれの資格名から、取得できる通信制大学の詳細を見ることができるので、参考にしてください。
教育系
小学校教諭
小学校の教員免許です。中学や高校と違ってすべての科目を習得していなくてはいけません。また、教員採用試験ではピアノや水泳の試験も実施されるので、苦手な人は練習する必要があります。
小学校外国語活動指導者
小学校の外国語活動の教育指導に必要な資質を身につけるための科目等の履修をしたことを証明するもので,教育職員免許状が付与されるわけではありません。
養護教諭
保健室などに常駐し、学校内における生徒の怪我や疾病の応急処置を行ったり、心身の健康を管理する学校職員です。いわゆる保健室の先生になります。
中学校教諭
中学校教諭は教科毎に教員免許が分かれており、国語の教員免許を取得しても他の教科を担当することはできません。一種と二種があり、一種免許状は4年制大学卒業程度、二種免許状は短期大学卒業程度の教員免許状に相当します。
高等学校教諭
高等学校教諭は教科毎に教員免許が分かれており、国語の教員免許を取得しても他の教科を担当することはできません。中学校の免許と同じく一種と二種があります。
学校図書館司書教諭
「読書教育の専門家」の免許になります。「学校図書館法」では、12学級以上ある学校には必ず司書教諭を配置しなければならない、と定められています。勤務先は学校になります。
図書館司書
「図書、本の専門家」になります。勤務先は、公立・公共の図書館がメインになります。
学芸員
博物館資料の収集、保管、展示及び調査研究その他これと関連する事業を行う「博物館法」に定められた、博物館におかれる専門的職員です。勤務先は、博物館などがメインです。
特別支援学校教諭
特別支援学校や、小・中学校の特別支援学級で、自立支援教育や通常の学校に準じた教育を行う教員です。勤務先は学校になります。
支援教育専門士
支援教育専門士は、星槎大学が認定する民間資格で、支援が必要な生徒や広く社会の様々な分野で生活する人達に、共生(インクルージョン)・共有(インクルージョン教育)の意識を育てることを目的として作られた資格です。
日本語教員
日本語学校などで、日本語を母語としない人々に対して日本語を教えるための免許です。
浄土宗教師
佛教大学で認めらた僧侶の資格の一種です。
芸術教育士
京都芸術大学で認められる「ひとを育てる芸術を実践する」ための資格です。
保育系
保育士
保育士は、主に小学校へ入学する前の児童の身の回りの世話をしたり、遊び方を教えたりする仕事です。1999年の児童福祉法改正前まで、「保育士」ではなく「保母資格」だったため、保母さんという言われ方もします。
幼稚園教諭
幼稚園教諭は保育士とは異なり、小学校入学前の児童に教育をすることを主たる目的としています。小学校や中学高校の教員と同じく、教員免許の扱いになり、大学でのみ取得が可能です。
児童指導員任用資格
児童福祉施設などで、主に父母等に代わって児童の世話をする資格です。仕事内容は保育士とほとんど変わりません。児童指導員になるには、児童指導員に任用される資格(任用資格)を持っている必要があります。
児童福祉司任用資格
児童福祉司とは、児童相談所に置かなければならない職員であり、児童福祉司になるためには任用資格が必要となっています。現在、日本全国に約2,000か所の児童相談所があり、児童虐待やいじめなどの相談件数は年々増加しています。
介護系
介護職員初任者研修(ホームヘルパー)
ホームヘルパー2級は廃止されて、介護職員初任者研修になりました。介護職員初任者研修は、介護福祉士を目指す方のスタートラインの資格になります。介護福祉士を目指すために、まずは介護職員初任者研修、次に実務者研修を経て介護福祉士とキャリアアップをします。
介護保険事務管理士
介護保険事務管理士とは、一般財団法人日本病院管理教育協会が認定している介護事務資格で、介護福祉施設で費用の請求をしたり、居宅介護支援事業所のケアマネジャーの業務をサポートするのが介護事務管理士の仕事です。ケアプランの仕組みを理解し、介護報酬を計算する知識とスキルが必要です。
レクリエーション・インストラクター
レクリエーションインストラクターとは、ゲームや歌、スポーツなどのレクレーションを通して人と人とのふれあいを深めることができる人材です。保育士や幼稚園教諭、介護福祉士の方に人気の資格となっています。
社会福祉系
医療系
心理系
ビジネス系
建築系
卒業資格系
短期大学卒業資格(短期大学士)
短期大学を卒業することで得られる資格です。ちなみに専門学校を卒業することで得られるのは「専門士」という称号になります。
大学卒業資格(学士)
四年制の大学を卒業することで得られる称号です。全日制の大学であっても、通信制の大学であっても取得が可能です。科目等履修生の場合、取得が出来ません。
大学院卒業資格(修士)
大学院を卒業した際に得られる称号は二種類あります。「修士」と「博士」です。博士の称号を得るためには、より長い研究期間が必要で、取得できる通信制大学も限られます。
大学院卒業資格(博士)
大学院を卒業したうえで、修士よりもより長く研究した者に与えられる称号です。取得できる通信制の大学は多くはありません。