社会人が学校に通うには

社会人が大学に通うには時間が大切

大学を中退したり、高校を卒業してすぐに働き始めた人で、もう一度大学にトライしようとする方は結構います。それは、教員免許やその他の資格取得のためだったり、会社の給与形態が大卒だと優遇されているので大卒資格を取ろうとして入学する方が多いようです。

実際に働かれている方は感じることが多いと思いますが、社会人は時間がありません。社会人として働きながら、大学やスクールに通ったりして、勉強する時間を設けるのはとても大変です。公務員やパートタイマーであれば、9時~5時まで仕事して、その後夜間の学校に行くことも可能でしょう。しかし、現在の日本で確実に毎日9時~5時で仕事を終えて帰れる人は多くありません。
社会人が大学に通うには、時間の成約が一番のネックになるのです。
普通のサラリーマンであれば、どんな仕事であっても週に5日間も通学制の大学に通うのは実質不可能ですので、仕事をしながら社会人が大学に通うには、どうしても通信制大学にならざるを得ないのが現状です。

普通の全日制の大学(通学制)は、まず時間的に無理があります。また、学費もとても高く100万円以上の費用が掛かります。
社会人向けのスクールに通うことも選択肢の一つですが、学費がネックになります。資格取得に特化している社会人スクールは意外と学費が高く、もちろん大学卒業資格は取得できません。
その点通信制大学は、全日制の大学や社会人スクールに比べて学費が安いのは大きなメリットになります。全日制の大学で100万円以上掛かる学費が、10万円程度で済んでしまいます。
通信制大学は、学費が安い学校が多いので、お金の無い社会人や学生の方でも、安心して入学することができます。

通信制大学は、もともと大学に通うことのできない、いわゆる苦学生のためのものでした。その精神は未だに生きているので、どの大学も学費は抑えられています。

また、通信制大学では社会人向けにさまざまな資格取得ができるようにカリキュラムが組まれていることも多く、学費を安く抑えて、資格を取りたいひと、大卒資格を取りたいひとにはうってつけです。

社会人が通信制大学で資格取得を目指す場合には、その資格が通信制の講義だけで取得可能かどうかはチェックしましょう。
また、教員免許に関してですが、通信制大学でも教員免許の取得は可能ですが、教育実習などの時間は必須ですので、働きながら社会人が教員免許を取るのは難しいのが現実です。働きながら通信制大学に通い、実習が始まった時点で退職して、教員免許一本でやっていく方が多いようです。

進学を検討している社会人は、参考にしてみてくださいね。

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